学校は夏休みである。夏休みといえば宿題がつきものだが、私の小学生時代には「夏休み帳」というのがあり、一日1ページ構成で、三つくらいの問題が載っていた。

 宿題はそれだけ、易しい問題だったので三日もかからずに終わり、あとは遊んでばかりいた。そのほかに絵を一枚とか、作文一編とかあったような気がするが、いわゆる自由研究の範囲で、強制ではなかったと思う。とにかく、勉強はわずかしかしなかった。

 ある人にその話をするとうらやましがられたが、ほぼ同時代の人物なので、不思議に思ったことだ。地域によって違ったのだろうか。その人は札幌、私は田舎町だったから、教育環境は少し差があったのかもしれない。

 それは冬休みも同じで、やはり冬休み帳を数日で片付けると遊んでばかりだった。だから新学期が始まるのが嫌だったものだ。特に二学期は4ヶ月ちょっとと長いので、うんざりという気分だったが、9月になる頃にはあきらめているのが常だった。

 ふと考えると、通常の日もあまり宿題は無かったようだ。要するに当時の小学生にとって、学校にいない時は遊ぶ時間だった。今、小学生にどんな宿題が出ているのか知らないが、宿題の他に塾へ行く子も多いようで、遊んでばかりで過ごせた私は幸せだったと思う。
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1949年1月生まれ、還暦を期にブログを始めました。記述することは多岐にわたります。
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