五つの句の全ての頭が「来」という字で、しかも音が「こ」である、という面白い和歌があるのを知った。

 何気なく見ていたTVでやっていたのだが、作者は大伴坂上郎女、万葉集に載っているそうだ。

来むといふも  
来ぬときあるを
来じといふを
来むとはまたじ
来じといふものを

 最初朗読を聞いたとき、画面を見ながらなのに、「ん?何だこれは」と思った。一度だけではわかりにくい。そのあと、解説があったので当然わかったが、素晴らしい出来映えだ。などと言うのは有名な歌人である作者に失礼だろうか。

 男女の仲は微妙なもので、来て欲しい気持ちと、実は来ないに違いないと思っている女心のジレンマを、頭韻を踏んでリズミカルに、しかも切なく歌い上げている。

 紹介と解説は田辺聖子で、聞き手の「この男の人は結局来たんでしょうか」という問いに、別口があって来なかったと思うと答えていた。そうだろうなあ・・・。
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1949年1月生まれ、還暦を期にブログを始めました。記述することは多岐にわたります。
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