大鵬は立派だった

野球賭博の問題で、相撲協会がまた揺れており、ワイドショーでもこの話題が多い。たまたま見た番組で面白いことを知った。ラジオやテレビで中継がされることによって、相撲がいろいろ変わってきた、という話をしていたのだが、その中でビデオ検証を導入するきっかけとなった「歴史的誤審」のことが取り上げられていた。

 それは1969年のこと、45連勝中だった大鵬が戸田という力士に敗れたそうだ。45連勝のこともストップしたこともリアルタイムで知っていたが、相手の名前や誤審のことは覚えていない。その取り組みは大鵬が押し込まれて土俵際のきわどい勝負になった。軍配は大鵬に上がったが、物言いがついて行事差し違いとなり、連勝が止まった。しかし、翌日の新聞に先に戸田の足が出ている写真が掲載され、誤審が判明したという。

 当然大騒ぎになり、判定は覆らなかったが、ビデオによる確認がその後導入されたそうだ。その騒ぎの中で大鵬にも取材がなされたが、その時彼は「ああいう相撲をとった自分が悪い」と言ったそうだ。

 その話をしたのは元NHKアナウンサーの杉山氏で、「大鵬さんの態度は素晴らしかった」と言っていたが、私もそう思う。判定のことはさておき、横綱は堂々と勝つことが求められている、という考え方だったと思われる。やはり頂上を極めた人はどこか違うのだろう。「我いまだ木鶏たり得ず」と言った双葉山もそうだが、翻って、引退した朝青龍はそういう面でこの二人の足元にも及ばないだろう。横綱にそこまでの人格を要求しなくてもよいのだが、あまりにも違いすぎると思ったことである。
スポンサーサイト
line

comment

Secret

line
line

line
プロフィール

丸山恒平

Author:丸山恒平
FC2ブログへようこそ!
1949年1月生まれ、還暦を期にブログを始めました。記述することは多岐にわたります。
コメント歓迎・反論歓迎・トラックバック歓迎・リンクフリーです。

BLOGRAMに登録しています。できればカレンダーの下のタグをクリックしてください。

line
最新記事
line
最新コメント
line
最新トラックバック
line
月別アーカイブ
line
カテゴリ
line
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
line
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
line
フリーエリア
line
フリーエリア
line
sub_line
検索フォーム
line
RSSリンクの表示
line
リンク
line
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

line
QRコード
QRコード
line
sub_line