BROTHER・SISTERと兄弟姉妹

英語には、兄・弟・姉・妹に相当する単語がない。あるのはbrotherとsisterで、長幼を表すにはelder・youngerをつけて二語にしなければならない。

 何故英語にはそういう単語がないのだろう、と思ったのはいつのことか忘れたが、ずっと未解決のままだ。まあ、英語あるいはゲルマン語族、ひょっとすると印度ヨーロッパ語族の人間にはそういう感覚がないのだろう、というくらいの見当はつく。しかし、何故そうなのかとなると、まるでわからない。

 親としての我々は、第二子ができると、○○はお兄ちゃん(お姉ちゃん)になったんだよ、とかお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから云々と上の子に言う。子供の方でも、そう聞かされているうちに長幼の序を体得する。欧米ではそういうことはないのだろうか。そう言えば、あちらではきょうだい同士ファーストネームで呼び合うが、日本では、下の子はほとんど兄や姉を名前で呼ばない。双子でもそうなのかは知らないが、必ず長幼をはっきりさせている。

 つまりは、きょうだい関係での長幼についての意識の差なのだろうが、その差の由来がわからないのだ。日本語には魚に関する単語が多く、欧米語には肉のそれが多いのは食生活の違いによるわけだが、きょうだいに関する単語についてはそういう理由が思い当たらない。

 ところで日本語には、あに・あね・おとうと・いもうととは別に、「え」「おと」という単語があった。「え」は年長、「おと」は年少で、男女の区別はない。神武東征で対抗する近畿の兄弟の名が「エウカシ」「オトウカシ」だったり、ヤマトタケルノミコトの妻の一人が「オトタチバナヒメ」だったことなどが参考になる。そしてそれは、あに・あねとの比較はできないが、おとうと・いもうとよりは古い言葉だ。ならば、生まれた順番に関係する単語を使うことがDNAに刷り込まれていたのかも知れない。

 思いつくことを書き並べたが、英語(印欧語?)との差の由来は結局わかわらい。
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