オランダの王位継承と女系天皇論議 その1

先般オランダで国王の即位式があり、皇太子ご夫妻が出席したことでマスコミが賑わった。マスコミの最大の関心は雅子妃殿下に向けられたが、私にはベアトリックス女王が退位したことの方が興味深かった。それでオランダの王位継承について知りたくなったのだが、ちょっとしたきっかけで、ある程度詳しく知ることになった。

 そもそもオランダには、オラニエ・ナッサウ家という有力な貴族があったそうだ。16世紀にドイツからの独立運動が起こった際、オラニエ公ウィレム1世という人がそれを指導し、後に「オランダの父」と呼ばれることになる。その後いろいろあるが、フランス革命からナポレオンの没落という経過を経た1813年、彼の六代目にあたるオラニエ公フレデリックを国王とする王国が成立する。

 憲法は、王位は世襲でオラニエ・ナッサウ公ウィレム1世の正統な子孫に帰属すると明記しているという。男女の区別はなかったようで、4代目はウィルヘルミナ女王が即位した。その後ユリアナ、ベアトリックスと女王が続き、今回即位したのは四代・123年ぶりの男性国王である。

 なお、ユリアナ女王も高齢を理由に退位しており、退位・譲位は珍しいことではなさそうだ。

 さて、ユリアナ、ベアトリックスには当然夫がいる。それぞれベルンハルト、クラウスといい、彼らには「○○公」という称号があると同時に「王配」とも呼ばれる。原語は知らないが王の配偶者という意味だろう。余談だが、ベアトリックスとクラウスは恋愛結婚で、クラウスが(第二次大戦の敵国)ドイツの外交官だったため、大反対があったらしい。しかし結婚後、時間はかかったが、クラウスの人柄を知った国民に支持されるようになったそうだ。(つづく)
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