再審を待たずに釈放

 今朝のラジオで知ったのだが・・・強姦?とストーカー行為で懲役12年の判決を受けて服役してゐた男性が、地検によって釈放されたさうだ。

 当人は一貫して犯行を否認してゐたが、被害者と目撃者の証言が採用されて有罪になったといふ。そして、服役後に再審請求をしたのだが、それを受けて地検が再捜査したところ、被害者と証人が偽証してゐたことが判明し、再審の開始を待たずに釈放したといふことだった。

 解説の弁護士によれば、収監された人物の扱ひは検察の権限であり、裁判所に断る必要はないさうだ。そして、かりに冤罪であっても、裁判の進行状況を見て判断するのが大半で、今回のはきわめてまれなケースだ。それほどはっきりしてゐる事案だったわけで、それが一旦は有罪とされたのは、物的証拠が乏しくて自白と証言が重要視される捜査や裁判の結果だ。そして、「被害者」と「目撃者」が組めば気に入らない人物を陥れることが可能だ、とまで彼は言ふ。

 日本の制度は、こういう場合捜査段階での保釈を認めてをらず、そのため、被疑者は弁護士との連絡などが不自由な状況で連日自白を求められ、やってもゐないのに自白してしまふといふケースが後を絶たない。かなり以前から、外国から批判されてゐるのに改めてゐないさうだ。

 制度の事は全く知らなかったが、これでは自白重視だった旧刑訴法とさほど変わらないことになる。痴漢冤罪が時々報道されるが、この種の事案では特に危険だ。何としても制度を変えて欲しいものである。そして、偽証した二人には相応の処罰が下ることを期待する。ただ、偽証罪の時効は7年といふことで、今回のが時効にかかるか否か、その弁護士も調べてはゐないさうだ。

 余談だが、釈放された人物にはさういふ事をされる理由があったのだと思はれる。しかしそれなら、偽証した二人も徹底的にウソをつき通しさうなものだ。あるいは、ここまで苦しめればもういい、とでも思ったのだらうか。その辺に少し興味がある。
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