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異常な円高

 前回マイナス金利のことを書いたが、事態はどうやら日銀の思惑とは逆方向に動いてゐるやうだ。

 直接的には、銀行が日銀から金を引き出して低利で融資に回す、企業が設備投資に動く、景気が上向き、最終的にインフレ率2%といふ目標をを達成する、といふ筋書きだが、別の側面として円が安くなり、輸出企業の業績が上がる、それが景気上昇の牽引力となる・・・といふ効果も見通されてゐた。

 しかし、発表直後は日経平均が跳ね上がったがまもなく元に戻り、さらには下降に転じた。これには円高がかなり影響してゐるはずだ。大きな傾向として、円高なら株安、円安なら株高と言へるからだ。その円相場だが、日銀発表があった1/29には1ドル=120~121円だった。先ほどの筋書きでは円安に振れるはずなのだが、2/1からどんどん上がり、今日は111円台になってゐる。そして日経平均は15713円ほど(10日終値)まで急落した。

 これは一体どういふことなのだらう。アメリカは金利を上げ、日本は下がるやうな金融政策を打ち出したわけで、実際に10年もの国債はマイナス金利になってゐる。従来の理屈では、(ドル円のみ考えて)世界のマネーが円からドルに移動し、ドル高円安が進むはずで、それが冒頭のことにつながる。それなのに、実際には10日ほどで約9円、率にして7%以上といふ異常な円高になったのだ。


 つまり、従来の常識では解釈不能な事態が進行してゐるわけである。先週の発表後に流れた解説でも、前段のことを丁寧に説明してゐた。ただ、「劇薬」と言はれるマイナス金利には悪い方向での副作用がある、といふ程度のことは指摘されてゐたが、具体的に円高になる可能性に言及したものは知る限りなかった。従来のものを一応理解してゐる程度の私などにわかるはずはない。

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為替の動きは私たち素人には分かりませんが、プロにも分かっていないのではないかなと思うことがあります。

上がった、下がったという既に起きた現象の理由付けは、もっともらしい断定的な解説を誰でもするのですが、予想ということになると大体は慎重な物言いになります。第一、絶対確実に予想できるなら、予想記事を書いたりしないで自分で投資するのではないでしょうか?

競馬

 競馬の番組を時々見ますが、専門家の予想はたまにしか当たりませんね。

 大学時代、「証券市場論」の講義をモグリで1回だけ聴きましたが、その中で「株の取引は官許のバクチ」と言ってました。

 為替取引も同じで、失っても惜しくない金を遊び感覚で投資するのがいいんでせうね。


 ところで、円相場はその後120円くらいに戻りましたが、2月中旬から110円台前半になり、現時点では119.7円ほどまで円高が進みました。

訂正

119.7円ではなく109.7円でした。
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丸山恒平

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